アイドル批評空間

アイドルとかについて書くときがあります

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ドッチャー・コンセプト派宣言

ドッチャー*1たるものコンセプト派でなければならぬ、などと言うつもりは毛頭ないしそんな資格もない。だいたい自分自身を省みてみれば、一か月に一回の更新を目標にしていたこのブログも、この半年ほどのあいだは更新が止まっている。とはいえ…。ここのとこ…

Tokyo in Picture、時代に逆行するアートとしての

絵画のように生まれ、映画みたいに生きた、まるで彼女は、彼女の生き写しだ。 (「Tokyo in Picture」フライヤー) 君に出会ったーー取り返しようのないくらい。 幻でもなく、間違いでもなく、たしかに。 ……… 求めてるのはハートだけ。 差し出せるのはアート…

ドッツ5thワンマン「Tokyo in Picture」について

・・・・・・・・・(以下、ドッツと表記)の5thワンマンが、2月19日に行われます。以下では、「Tokyo in Picture」というタイトルに込められた意味、そしてこのワンマンが「時代に逆行する」ライブであると予告されていることの意味、これらのことを考えて…

記号と空白――ドッツのふたつの定期公演について

・・・・・・・・・(以下、ドッツと表記)は基本的に毎月一回定期公演を開催している。12月は「Tokyo in Words and Letters」が開催された。そして2月には「Tokyo in 『 』」が開催される。言葉と文字あるいは手紙(まとめて以下では記号と呼ぶ)、そして空…

ドッツのコンセプト解説の解説④

以下は、ドッツのコンセプト担当による「都市の幽霊」というブログ記事の要約になっています。

「この私」に常に取り憑くアイドル――・ちゃん、幽霊、量子力学

「会いに行けるアイドル」から「常に纏えるアイドル」へ。あるいはさらに、「この私」に常に取り憑くアイドルへ…。・・・・・・・・・(以下、ドッツと表記)のコンセプトに忠実に、もしかしたらドッツ以上にそのコンセプトに忠実に、その参照点である東浩紀…

「女の子の東京」をつくろう

世界中の女の子が憧れる都市は、決まっている。パリ、ニューヨーク、ロンドン、東京。 私はそれらの都市を、身に纏いたかった。 東京という都市の殻を、自分の身に。 そうするには、自分の身を、削って削って細く、邪魔にならないようにして、そっと都市の殻…

ドッツのコンセプト解説の解説③

今回は要約ではなく、ただ感想を書き散らす形でいきたいと思います。今回のコンセプト担当の文章も、例のごとく長かったのですが、その途中でも出てくるように、ひとまず都市というコンセプトを念頭においておけば理解しやすい部分があるのではないかと思い…

・ちゃんの課題図書を読む②

『観光客の哲学』の第1部はこちらからどうぞ。 第2部 家族の哲学(序論) 第5章 家族 1、なぜ家族について考えるのか ・これまであったアイデンティティ ①個人→資本主義(グローバリズム) ②共同体→国家主義(ナショナリズム) ③階級→共産主義 ⇒かつては、…

ドッツのコンセプト解説の解説②

以下で示すのは、ドッツ運営が振付師のかたに送った文章「東京マヌカン 歌詞解釈とカバーコンセプトについて」についてのみの要約になります。今回のコンセプト担当の記事は、おおよそこの文章の内容に尽きます。

・ちゃんの課題図書を読む①

東浩紀『ゲンロン0――観光客の哲学』 第1部 観光客の哲学 第1章 観光 1、観光客の哲学は他者の哲学である ・リベラル知識人(あるいはその背景にある欧米の思想)は、つまるところ「他者を大事にしろ」と言ってきたが、人々は世界中で「他者とつきあうのは…

ドッツのコンセプト解説の解説①

大きく分けて、二つの話が書かれてあった。まずは「アイドルの枠」問題に絡めながら、アイドルそのものについて(第2節)。そして二つ目に、アイドルと批評の関係について(第3節)。

Tokyo in Books――・・・・・・・・・の思想的背景について

1、はじめに この記事では、2016年9月から活動している日本の女性アイドルグループ「・・・・・・・・・」(以下、ドッツと表記)のコンセプトの思想的背景を明らかにしていく。端的に言えば、ドッツのコンセプトに大きく影響を与えていると考えられる思想…

・・・・・・・・・2ndシングル「Tokyo in Cage」について

現在「アイドルと芸術」展で展示されている・・・・・・・・・(以下、ドッツと表記)の2ndシングル「Tokyo in Cage」を鑑賞してきました。主な感想は3つ。1つ目と2つ目は短くて、3つ目は少しだけ長くなります。では1つ目から。

古村雪「ポストスーパーフラット・アートスクール成果展ファン投票最優秀作品『会いに行け アイドル(2035年)』作者解説」を読む

タイトルが長くてすみません。今回の記事は、・・・・・・・・・(以下、ドッツと表記)のコンセプト担当である古村雪さんが2014年に書いた「ポストスーパーフラット・アートスクール成果展ファン投票最優秀作品『会いに行け アイドル(2035年)』作者解説」…

・・・・・・・・・はなぜ王道アイドルなのか

・・・・・・・・・(以下、ドッツ)は紛うことなき王道アイドルです。しかしそれは、いかなる意味においてのことでしょうか。 ドッツはよくへんなことをやります。コンセプト担当はインタヴューでいつも小難しいことを言ってます。しかしその一方で、特に何も…

・・・・・・・・・1st single『CD』について

・・・・・・・・・(以下、ドッツと表記)の初のシングルである『CD』が、昨日リリースされました。実はこの記事を書いている時点でまだ『CD』は聴けていないのですが、ツイッターのTL上に流れてきた感想を踏まえた上で、現時点での感想を残しておきます。 …

今こそ『前田敦子はキリストを超えた』を読み直す

先日、批評家で、アイドルグループPIPの元総合プロデューサーの濱野智史が、ニコ生で「濱野智史の告解と懺悔」と題された放送を行った。これはPIPの解散を発表するものであると共に、その試みが失敗であったことを、プロデューサー自身が認めるというもので…

9つの点は何を意味するのか ~レディメイドとしての「・・・・・・・・・」~

先月取り上げたアイドル「・・・・・・・・・」について、ここではそのグループ名から考えていきたいと思います。以前の記事はこちら。 scarlet222.hatenablog.com さて、先月デビューした「・・・・・・・・・」ですが、この9つの点を何と読むかは決められ…

次世代アイドル「・・・・・・・・・」についてのメモ

先日、OTOTOYのとある記事を発見し、次のようにつぶやきました。 インタヴュー読む限りでは、かなり期待できそうだ…… https://t.co/Y8pCYLhFoT— scarlet222 (@scar_let4023) 2016年8月29日 このインタヴューは、インタヴューが行われた時はまだデビューする…